■倍率とズーム
倍率とは、対象物を何倍して見る事ができるかを表しています。
また、6〜12などと表記している場合はズームを表しており、倍率が可変します。倍率はズームリングによって可変します。なお、ズームリングは接眼側にあるものと対物側にあるものがあります。
また、電動モーターによりズームを行うパワーズームと呼ばれるタイプもあります。
倍率の高い(数字の大きい)方が対象物が大きく見えますが、その分視野(見える範囲)が狭くなる場合があります。同じ倍率の場合、対物レンズの大きい方が明るくなります。
※サバイバルゲーム・コンバットゲームに用いる方へ
通常倍率は2〜4倍で十分と言われています。ほとんどのスコープは実銃を対象に作れている為、100M(メートル)もしくは100Y(ヤード:100Yは91.44M)を基準としています、サバイバルゲーム・コンバットゲームでは15M程度の距離での使用が多いと思いますので、高い倍率では、対象物の像が大きくなりすぎ、視野が狭くなってしまいます。 |
■対物レンズ径
対物レンズの大きさを表します。通常、対物レンズの口径をミリメートルで表しています。
同じ対物レンズ径の場合、倍率が低いほう明るくなります。 |
■チューブ径
ボディの外径で1インチと30ミリのものが一般的ですが、スコープマウントの選択の際、それぞれに合わせる必要があります。
マウントベースと一体となったスコープでは、記載が無い場合があります。 |
■フォーカス
接眼側に調整部があるもの(接眼フォーカス)、対物側に調整部があるもの(対物フォーカス)、ボディ側面に調整部があるもの(サイドフォーカス)があります。
ハッコー製品では、接眼フォーカスをAE、フロントフォーカスをAO、サイドフォーカスをASと呼んでいます。 |
■レティクル
レティクルには、一般的なクロスへアのものから、ミルドットに代表される測距が可能なものまで、数十のバリエーションがあります。
また、発光ダイオード等により、レティクルが光るイルミネートと呼ばれるタイプもあります。イルミネート色はレッド・グリーン・アンバーがあります(モデルにより選択可能な色は限られます)。
レティクルのバリエーションについてはAimingBoothをご覧ください。 |
■レンズコーティング
レンズには、多用なコーティングがされています。通常、光の透過率を上げ像を明るくする事を目的としています。
マゼンダ・グリーンマルチ・シーグリーン等があり、右に記載したものの方が、透過率が高くなります。 |
■コイルスプリング
内部機能を支えるパーツとして、一般的な板バネを、より耐久性の高いコイルスプリングを使用したタイプがあります。コイルスプリング構造は、ハッコー商事のオリジナル(PAT取得済)機能です。 |
■大きさ・重さ
倍率や対物レンズ径が大きくなると、大きく重くなる場合があり、また、多用な機能を持つものをも、大きく重くなる場合があります。
特に対物径等からくる最大外形については、マウントにより銃器と干渉してしまう場合がありますので注意が必要です。
銃器や使用状況に合わせ、考慮する必要があります。
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■その他
各用途に応じたオプションパーツを取り付ける事によりカスタマイズできます。
オプションについてはCatalog(アクセサリー)をご覧ください。 |