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スコープについて
正しいスコープの使い方
こちらでは、スコープの基本的な使用方法について、ご説明いたします。

なお、多種多用なスコープに対応できるようハッコー製スコープをベースに一般的なご説明をいたしますので、詳しくはお持ちのスコープの取扱説明書等をごらんになってください。
また、内容の不適合により、お持ちのスコープ等に、なんらかの障害が発生いたしましても、責任を負いかねます。

各種スコープの外観と各部名称
 
<スコープサイトの例>

<ドットサイトの例>
 
対物レンズ 対象物側に向けるレンズを指します。
接眼レンズ 
使用者が覗く方のレンズを指します。
チューブ 
スコープのボディー。中央の円筒状の部分で通常ここにマウントリングを取り付ける。
ヴィンテージ・ノブ 
左右の調整用ツマミです。ここを回すとレティクルが左右に動きます。
エレベーション・ノブ 
上下の調整用のツマミです。ここを回すとレティクルが上下に動きます。
ズームリング このリングを回して倍率を可変させます(ズーム機能付の場合)。
フォーカスリング 倍率を可変させた際のピントを調整します。
イルミネーション・ノブ 照明付の製品の場合、明るさ調整および電源のON/OFFを行います。
レティクル切替 レティクルパターンの選択を行います。
   

スコープの取り付け
 
通常、マウントリングを介して銃器のマウントレール(マウントベース)に取り付けます。
マウントリングと一体になったものや、マウントレールが不要で銃器に直接取り付けられるタイプもあります。
   
マウントリング 一体型 直付

取り付ける際はマウントリング及びスコープのチューブ径、スコープの外径による高さ、取り付ける銃器のマウントを合わせる必要があります。
スコープのチューブ径は30m/mと1インチが一般的です。
マウントの高さは、スコープを取り付けた際、銃器に当たらないようにする事が必要です。外径の大きいスコープの場合、高さのあるマウントリングが必要です。
マウントレールは幅20m/mの物が一般的ですが、それ以外の寸法もあります。ご使用される銃器を確認ください。又、専用のマウントを持つものもあります。

【取り付け手順】
1. マウントリング下部を、銃器に取り付いているマウントベースに取り付けます。
・スコープの取り付け部の幅に合わせておく必要があります。
  2. スコープを載せ、マウントリング上部にてにて固定します。
・適切なアイリリーフを取る必要があります。
・銃器の軸線とスコープの軸線を、水平垂直とも合わせましょう。
・取り付けネジを締める際、強く締めすぎないようしてください。
・スコープとマウントリングの締め付け部に傷がつく場合がありますが、これは互いが硬質な材料である為です。
サバイバルゲーム・コンバットゲームに用いる方へ
実銃用のスコープを使用する場合、銃器の軸線とスコープの軸線を合わせてしまうと、着弾点とスコープの照準点を合わせることが困難になる場合があります。この場合、後方側のマウントリング下部に紙等を挟み、スコープの水平軸を若干前下がりにします。
 

ゼロイン調整
スコープを取り付け、初めて射撃する場合や、着弾点と照準点がずれている場合、ゼロイン調整をする必要があります。
 
1. 大きく着弾点と照準点がずれている場合、スコープの取り付け全体を調整し、着弾点と照準点を合わせます。
  2. 微調整はエレベーションノブ(ダイアル)とウインテージノブ(ダイアル)にて調整します。
・通常、上面にありupと表示のあるものが、エレベーションノブ(ダイアル)で。側面にありLまたはRと表示のあるものがウインテージノブ(ダイアル)です。
  3. 垂直方向はエレベーションノブ(ダイアル)にて調整します。着弾点が照準点より下の場合は、エレベーションノブ(ダイアル)をDOWN方向に調整します。
*商品によってはレティクルが第一焦点に置かれ、 その為ノブを回す方向やレティクルの動きも通常と逆の動きになります。
  4. 水平方向はウインテージノブ(ダイアル)にて調整します。着弾点が照準点より右の場合は、ウインテージノブ(ダイアル)をR方向に調整します。
*商品によってはレティクルが第一焦点に置かれ、 その為ノブを回す方向やレティクルの動きも通常と逆の動きになります。

・エレベーションノブ(ダイアル)とウインテージノブ(ダイアル)による調整は、通常1クリックで1/4又は1/2、1/8MOAです。その為、大きく着弾点と照準点がずれている場合、先に述べた、スコープの取り付け全体を調整し、着弾点と照準点を合わせる必要があります。
・エレベーションノブ(ダイアル)・ウインテージノブ(ダイアル)に固定用のネジがある場合もあります。
  5. BDC(弾着補正器)タイプのダイアルの場合、着弾点と照準点を合わせた後、プレート等の0ポイントを本体側の指標に合わせておく必要があります。
  上記赤文字の様に、ゼロイン調整の際にダイアルの記載とレティクルの動きが逆の場合がございますがダイアルを逆の方向に回して調整をされても機能的には問題は御座いませんのでご安心下さい。
   
  <ご注意>

本ページの内容により、お持ちのスコープ等に何らかの障害が起きたとしても当方では責任を負いかねます。
   
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